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diary

鶯(うぐいす)のアルク
撮影 鈴木英すけ徳浜からの帰り道、バタバタと横切っていった小鳥は、左足と羽が骨折して、飛べなくなった鶯です。
この子を連れて帰ることに、一瞬は躊躇しましたが、たまらなくいとおしく、そのままにはできませんでした。
撮影 鈴木英すけはじめはぐったりしていましたが、練り餌をやると少しついばみ、しばらくすると丸棒を片足で飛び跳ねるほど、元気になりました。
なついてくれているようでしたので、「アルク」と名づけ、できるだけ一緒にいられるように願いました。

夜、寒風が吹き荒れ底冷えがしています。ぼくたちが覗くと真ん丸くなって体を揺らしていました。
翌朝、細かく切った新聞紙の上に、冷たくなって転がっていたのです。アルクを通じて、小さな命であっても、たくましく、けなげなこと、そして儚いことも改めて知りました。
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物置小屋の崩壊・解体

三連続台風で物置小屋が崩壊
撮影 鈴木英すけ去年(2012)の3回の大型台風で、すでにシロアリでボロボロだった物置小屋が崩壊。風呂小屋と母屋に挟まれているので傷つけないように、奥のグアバ(ばんじろう)の木と屋根をロープで縛り、けいとと倒しました。
ちなみにロープは、浜に打ち上げられ大小絡み合っていたものを、ほどき整理しておいたものです。
解体中に釘を踏む
撮影 鈴木英すけ解体はできたものの、錆びた5寸釘を左足に踏み刺してしまったのです。血をできるだけ出したものの、腫れていきます。周囲の方々の強いすすめもあり、破傷風の予防を古仁屋の診療所で受診しました。
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バイク修理
撮影 鈴木英すけ東京から戻るとバイクが二台ともエンジンがかかりません。中古といっても、買ってからほとんど乗っていないのです。当然バッテリーぎれだろう、連続キック。だんだん足に力が入らない。かわってけいともキック。翌日もふたりでキック。それでも、エンジンはクスクスあざ笑うだけなのです。そもそもエンジン物は苦手ですが、離島暮らしではさけられず、キャブレターを掃除。
撮影 鈴木英すけ少しかかりはじめたので、近場(渡連方面)へいってみたら、走行中エンジンが機嫌をそこね、いくらキックしても返事もしません。ぼくらの悪戦模様を、わざわざ車を止め、じっと眺めているおじいさんがいます。正直かまわないでほしい。おじいさんは近づいてきます。まいったな。軽トラで送ってくれるという。できるだけ自分でしたいので、黙々キック。エンジンはどう刺激しても黙りこくっています。おじいさんは家はどこかと聞く。強情をはりきれず、この際お願いしました。揺れる軽トラの荷台でバイクを押さえつけ踏ん張って、夕暮れの島の風、島の人情を実感しました。
 
それから、古仁屋に渡ったおりにバイク屋さんで聞くと、「ホンダならプラグだろう」ということで、さっそく交換。あっけなく機嫌を直したのでした。
撮影 鈴木英すけバイク修理といえば、中古であること、路面の乱れなどで、度々パンクします。そのつど一旦家に修理道具一式を取りに帰り、現場で直します。パンク状態で走るとチューブごと取り替えるはめになるからです。不思議と同じ場所でパンクに気づくことが多く、そこには水道があるから助かります。
写真の伊子茂港でリア・タイヤのチューブごと取り替えたときは、セッティングするときチューブを傷つけてしまい、また取り外しパッチを貼らねばなりませんでした。そんなわけでナーバスになっているところへ、自動販売機の管理をしている女性が「すきなのどうぞ」というのです。けいととふたりご馳走になり、しばし歓談。この日も結局、島のさり気ない情けに感動したのでした。
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